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バドミントン

フジカキ、タカマツに敗れ万感の涙で別れ「大満足な試合」(スポニチ)

バドミントン全日本総合選手権第3日(2018年11月29日 東京・駒沢体育館)

 “フジカキ”が涙で全日本のコートに別れを告げた。今季限りで引退する12年ロンドン五輪銀メダルの藤井瑞希(30)垣岩令佳組(29=再春館製薬所)が、女子ダブルス2回戦で16年リオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華(28)松友美佐紀組(26=日本ユニシス)に0-2で敗戦。全力を出し切った日本バドミントン界初の五輪メダリストは、万感の涙を流した。

     これまでの経験の全てを、51分の試合に注ぎ込んだ。藤井は守備範囲の広さ、垣岩はパワフルなスマッシュで五輪金メダルの“タカマツ”に対抗。ストレート負けで感傷に浸っていると高橋、松友から声を掛けられた。「お疲れさまでした」。互いに、そしてライバルと抱き合うと、2人の涙腺は決壊した。

     藤井「自分たちのプレーを全力で出せたし、大満足な試合」

     垣岩「高橋、松友ペアと試合ができて、幸せなバドミントン人生だった」

     12年ロンドン五輪で日本バドミントン界に初めてのメダルをもたらした。五輪後に一度はペアを解消したが、昨年2月に再結成。団体戦のS/Jリーグが残るものの、今大会が個人戦としてはラスト舞台だった。大会前、藤井が引いた組み合わせ抽選。予選を突破し“タカマツ”との日本で初めての五輪メダリスト対決となったのは、運命的だった。

     青森山田高時代からペアを組んだ。藤井が「めちゃくちゃ怒った。かわいそうなくらいに」と1学年下の垣岩を気遣えば、「支えてもらってばかり」と垣岩は振り返る。2人で切り開いたメダルロード。今はタカマツらが、その道を継ぐ。

     今後、バドミントンの普及活動に尽力する藤井が「楽しむことが大事。目の前の練習、一本を大事にしてほしい」と言えば、再春館製薬所のコーチに就任する垣岩も「一日を無駄なくケガなく頑張ってほしい」と後輩にエール。東京五輪で日本勢が輝くことを、2人は願っている。(スポニチ)

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