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防衛相

辺野古へ14日にも土砂投入 沖縄県側の反発必至

海上フロートの設置が再開された米軍キャンプ・シュワブ=沖縄県名護市辺野古で2018年11月1日午後1時19分、津村豊和撮影

 岩屋毅防衛相は3日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事を巡り、14日にも辺野古沿岸部の埋め立て予定海域に土砂の投入を始めると発表した。沖縄県にも通知した。防衛省は3日、名護市の民間企業の桟橋で土砂を船に積み込む作業を実施。土砂投入に踏み切れば現場の自然環境が激変するなど、移設工事は後戻りできない状況となり、移設に反対する沖縄県側の激しい反発は必至だ。【木下訓明、遠藤孝康】

 岩屋氏は同省で記者団に対し「護岸工事などを踏まえ、14日ごろには埋め立てを開始できる見通しが立った」と説明。天候不順などがなければ同日から土砂を投入する方針を示した。

 11月に行った政府と県の移設に関する集中協議については「普天間飛行場の危険性除去では一致したが、移設の考え方は一致しなかった」と指摘。「一日も早く移設を進め、最終的に普天間の全面返還を実現するために、何とか(県の)ご理解をいただいて前に進めたい」と強調した。

 政府と県は11月9日から杉田和博官房副長官と謝花(じゃはな)喜一郎副知事による協議を4回実施したが、双方の溝は埋まらず、同28日の安倍晋三首相と玉城デニー知事との会談も平行線に終わった。県は同29日、県の埋め立て承認撤回の効力を石井啓一国土交通相が一時執行停止とした決定に対し、総務省の第三者機関「国地方係争処理委員会」に審査を申し出ていた。

 一方、防衛省沖縄防衛局は3日午前、名護市安和(あわ)にある民間会社「琉球セメント」の桟橋で、辺野古沿岸部へ投入する土砂を船に積み込む作業を始めた。沖縄本島の西海岸にあるこの桟橋から、東海岸にある移設工事現場まで土砂を運び、埋め立て予定海域に投入する計画だ。

 防衛省は当初、近くの本部港(同県本部町)から土砂を搬出することを想定していた。しかし9月の台風24号で一部の岸壁が壊れ、町は「新たな申請は受けられない」として、搬出業者からの使用申請を受理していない。このため同省は、名護市の桟橋を使う計画に変更した。

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