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阪神

糸井、逆襲へ爆勝ノルマ ホーム「50勝近く!」勝つ(スポニチ)

 阪神の糸井嘉男外野手(37)が9日、今季最下位からの巻き返しを期すべく、来季の公約として“ホーム50勝”を誓った。師走の大阪駅が「超人ワールド」に包まれた。駅直結の吹き抜けの広場で行われた、オリックス・吉田正とのトークショーで、糸井が寒さを忘れさせる爆笑トークを展開した。

     司会者から来季の公約を振られると、今季右足腓骨骨折しただけに「骨折しないこと。ウソです!」と軽いジャブ。直後に真面目な顔で「真剣な話、今年は甲子園でだいぶ負け越したんで。来年はホームでたくさん勝ちたい」と力強く言い切った。具体的な数字については「50勝!」と威勢良く言った後に、吉田正とコソコソ話。ホームゲームが約70試合しかないことを知り「50勝近く!」と“下方修正”した。

     今季はホームで27勝42敗2分けと大きく負け越したことが最下位の大きな要因となった。来季の主催試合は72試合(甲子園62、京セラドーム9、倉敷1)。糸井の言う“近く”の範囲は定かではないが、公約を果たせば貯金を30近くできる計算で、矢野監督の「ファンを喜ばせる」という大方針にも合致する。

     自身の打棒でけん引してホームで勝ちまくるために、このオフも自慢の肉体に磨きをかける。今年1月にグアムで行った吉田正やソフトバンク・柳田らとの合同自主トレについて「来年(1月)もチームマッスルで行きます。チーム超人でやります!」と明言。今季、糸井自身は119試合出場で打率・308、16本塁打、68打点。一方で、吉田正は同・321、26本塁打、86打点を残しただけに「僕は正尚になりたい。あのスイングがしたい」と“逆弟子入り”を志願する一幕もあった。

     吉田正の印象を聞かれると「変な人ですね。何を考えているか、分かりません」と答え、笑いを取った。吉田正が糸井の印象を問われた際には横から割り込み「変なヤツです。もう、スーパーな」と超人節を全開させた。西が阪神へのFA移籍を表明し、オリックスへの人的補償の話題も世間の注目を集める。「もしかしたら、プロテクトを外れて(吉田正と)一緒になるかも」とニヤリ。“オチ”もバッチリだった。(山添 晴治)

     《公約果たせば衝撃のV率》今季の阪神は主催試合(ホーム)で27勝42敗2分けと大きく負け越し、借金15は95年(25勝40敗)以来。特に本拠地の甲子園では21勝しかできず、勝率・350は78年の・345(19勝36敗3分け)以来の低い数字だった。1965年以降、ホームでシーズン50勝以上した9チームは03年の阪神を含め、すべてリーグ優勝と順位に直結。セ・リーグで本拠地球場のみで50勝以上は、54年中日(中日球場=53勝15敗2分け)、10年中日(ナゴヤドーム=51勝17敗1分け)の2例しかない。(スポニチ)

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