木更津市立金田小は今年、創立130年を迎えた。学区は東京湾に面し、同湾横断道路「アクアライン」の玄関口に位置する。近くを流れる小櫃川(おびつがわ)の河口には、面積1400ヘクタールの盤洲干潟(ばんずひがた)が広がる。日本有数の塩性湿地を抱え、環境省が「ラムサール条約」に推す国内候補地とされている。
同校は1993年以来25年間、目の前に広がる干潟を題材にした環境学習に全校を挙げて取り組んでいる。5月と10月の年2回、全校児童が一斉に干潟へ観察会に繰り出す。
1年生は、干潟での遊びを通し、干潟に親しむ。2年生は、1年生と一緒に遊べる干潟遊びを考える。3年生…
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