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「海から空」福岡タワー、リニューアル 開業30年 2月から営業再開 

来年1月に全面リニューアル工事が行われる福岡タワー=福岡市早良区百道浜で2018年11月24日午前9時25分、中村敦茂撮影

 福岡市早良区百道浜の福岡タワー(高さ234メートル)が開業から30年で初めて全面リニューアルされる。施設の老朽化と展望者の約半数が海外客となるなどニーズの変化を受けたもので、工事のため来年1月4~31日は休館となる。生まれ変わった福岡のシンボルタワーは2月1日に営業再開する。

 タワーは1989年、福岡市制100周年を記念して開かれた「アジア太平洋博覧会」(よかトピア)のモニュメントとして約80億円で建設された。観光・展望タワーと電波塔の役割を持ち、NHKや民放も利用している。第三セクターの「福岡タワー株式会社」が運営し、今年9月末までの展望者数は約1400万人だった。

 リニューアルでは、海浜タワーの特性を生かし、「海から空」に向かうストーリーを意識。客を出迎える1階エントランスホールは、青と白のタイルで海と砂浜を表現する。エレベーターホールは照明で波の揺らぎを演出する。

 エレベーターで昇ると今度は天空の世界。地上123メートルの展望フロアは、夜間は天井と床面に光ファイバーなどで多数の細かな照明を点灯させ、星空の中にいるかのような空間に。外の景色が際立つよう壁は黒色にする。バーチャルリアリティー(VR)映像を楽しめるスコープも設置予定だ。

 日本語のほか英語、韓国語、中国語の多言語の案内表示を充実させ、授乳室も新設する。事業費は約3億円の見込み。同社は「福岡の魅力を発信する観光拠点として生まれ変わり、市民や国内外のお客さまに楽しんでいただける施設にしたい」としている。【中村敦茂】

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