綿密な分析が生んだパントブロック 関学大次々とビッグプレー 甲子園ボウル

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【第73回毎日甲子園ボウル 関学大-早大】第4クオーター、早大の突進を阻む関学大ディフェンス陣=阪神甲子園球場で2018年12月16日、久保玲撮影
【第73回毎日甲子園ボウル 関学大-早大】第4クオーター、早大の突進を阻む関学大ディフェンス陣=阪神甲子園球場で2018年12月16日、久保玲撮影

  〇 関西学院大37―20早稲田大●(16日、甲子園球場)

 パントブロックに、QBサックとインターセプトを2回ずつ。関学大守備陣が次々とビッグプレーを見せ、チームを勝利に導いた。

 13―7で迎えた第2クオーター、相手陣17ヤード。早大のパンター高坂のパントに対し、相手OL3人の間をDL板敷がするりと抜け、両手を出してブロックした。こぼれた球をLB海崎が相手陣1ヤードで抑えて攻撃権を得て、QB光藤の1ヤードTDランで点差を広げた。

 板敷が「狙い通り」だったと振り返るこのプレー。分析を担当したDB坂本はパント対策を「(パンターの前の)壁が3人の時は、壁の間を抜けるか、壁を押し込むかだった」と明かす。時間をかけた綿密な準備が、大舞台での再三の好守へつながった。

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