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蔵書拝見

小沢一郎氏/上 「安土往還記」 信長の「理」に共感

小沢一郎自由党共同代表=山下浩一撮影

 僕が読む本はほとんどが歴史もの。日々の自分の仕事の糧にもなる。自民党幹事長をやったりした50歳前の頃は、夜を明かして読んだりもした。僕が日本史の「3大革命」だと思うのは、天智天皇が断行した大化の改新と律令制への転換、織田信長の中世の大改革、明治維新だ。

 この本は30代で読んだのかな。イタリア・ジェノバ生まれの船員の書簡という形で、西洋の視点から信長を描いている。非常に論理的な文章構成で、他の信長の物語と違う。辻邦生の作品は他にも読んだが、論理的な発想の人だと思った。

 特に共感したのは信長の「理(ことわり)」、理念的な側面を描いたところだ。ものすごく近代的な人だった…

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