季節の食を楽しもう

里芋 監修/東海大学東京病院 診療技術科 栄養部門担当 管理栄養士
安積 正芳

2019年1月4日掲出

里芋の豆乳味噌グラタン

下ゆでした里芋とニンジンとブロッコリー、レンジで加熱した甘塩鮭、炒めたベーコンと長ネギをグラタン皿に盛りつける。フライパンでバターと小麦粉を炒め、豆乳、味噌、みりんを入れて泡立て器で混ぜながらとろみがつくまで煮る。塩コショウで味を調えてチーズとともにグラタン皿に盛り、オーブントースターで焼く。(1人分 約391kcal、食塩1.5g)

 里芋は、ほくほくした食感とぬめりが特徴の野菜で、多くの栄養素を含んでいます。まず、ガラクタンという、里芋独特のぬめり物質は、がんや潰瘍の予防に効果があるといわれています。加えて、コレステロールや血圧を下げたり、脳細胞を活性化させて老化や認知症を予防するという説もあり、注目されている成分です。

 さらに、里芋に多く含まれているカリウムは、体内の水分量を適切に保つために重要な働きを持つ栄養素で、過剰なナトリウムの排泄に効果があります。そのため、カリウムを摂ると、むくみや高血圧の予防・改善が見られます。

 また、里芋にはミネラルの一種である銅が豊富に含まれています。銅は、骨や皮膚、血管壁を健康に保つコラーゲンの生成効果もある栄養素です。

 保存するときは、土がついたまま、新聞紙に包むなどして風通しの良い冷暗所に置いておきましょう。冷蔵庫での保存は、低温障害をおこして、傷みやすくなるため禁物です。下ごしらえの際は10分程度ゆでると、皮を手でつるりとむくことができます。

 

※コメント:「里芋は、ふっくらと丸みがあり、傷のついていないもの、持ったときにずっしりと重みのあるものを選びましょう。調理の際は、塩でもんだり下ゆですると、えぐみがとれて、おいしくいただけます」


旬のおいしさをたっぷり味わう!

里芋と野沢菜のおやき風

下ゆでした里芋とニンジン、桜えび、野沢菜、きざみ昆布、片栗粉、醤油、砂糖を混ぜ合わせて、食べやすい大きさに丸める。熱したフライパンにごま油を入れて焼き、色がついたら裏返して蒸し焼きにする。(1人分約116kcal、食塩1.1g)


関連リンク:東海大学医学部付属東京病院

http://www.u-tokai.ac.jp/hospital/tokyo/hp/

監修/東海大学東京病院 診療技術科 栄養部門担当 管理栄養士 安積 正芳