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阪大審査委、iPS角膜移植を大筋了承 24年度実用化目指す

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、損傷した角膜を再生する臨床研究について、大阪大の審査委員会は26日、西田幸二教授(眼科学)らが申請した計画を大筋で承認した。来月にも国に臨床研究の実施を申請し、承認されれば来年5月にも1例目の移植を実施できる見通しという。2024年度の実用化を目指す。

     角膜は厚さ0・5ミリ程度の黒目の表面を覆う膜で、レンズの役割をする。角膜の細胞が病気やけがで傷ついたり失われたりすると視力が低下し、失明する場合もある。

     今回の計画では、角膜の細胞を失った「角膜上皮幹細胞疲弊症」の患者4人を対象に、iPS細胞から作った角膜の細胞をシート状(厚さ0・05ミリ)に加工して移植し、3年かけて効果や安全性などを確認する。iPS細胞は、京都大が作製・備蓄している他人由来の細胞を使う。

     西田教授は「今回の承認は病気の人を救う始まり。一般的な治療に発展させていくことが大事だ。できるだけ早くこの治療法を患者に届けたい」と話した。

     iPS細胞の臨床応用は、既に目の網膜の難病や神経難病のパーキンソン病の患者への移植手術が実施されている。重症心不全患者への心筋細胞移植も阪大で計画されている。【鳥井真平】

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