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変革

第8部 JTB/19 ダイヤの原石を探せ

TX社の新技術で遠隔地の旅が体験できる=小川祐希撮影

 9月下旬、会社員の百合野洋一郎(55)は、仕事の合間に小笠原諸島(東京都)の研究施設のウミガメと戯れていた。「餌を食べさせてあげましょう」。施設職員に呼び掛けられ、ウミガメのプールにキャベツの葉を投げ入れた。

 実は百合野がいたのは東京都港区の竹芝客船ターミナルの一角。JTBが開催した「遠隔旅行」の体験イベントの会場だ。指先などに装着したセンサーによって、ネットを通じて1000キロ離れた父島の人型ロボットを動かし、ウミガメをなで、餌を与えることができる。ロボットが見た風景は頭に着けたゴーグル型ディスプレーに映し出され、遠くにいながら「旅」を体験してもらう仕組みだ。百合野は「小笠原に行った気分を楽しむことができ、実際に行ってみたくなった」。

 この技術を開発したのは、昨年1月設立のベンチャー企業、テレイグジスタンス(TX)だ。JTBは開発を…

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