トーク番組「サワコの朝」(MBS/TBS系全国ネット、1月22日午前7時半~8時)のゲストは、一世を風靡した「テルマエ・ロマエ」の原作者として注目を集める漫画家のヤマザキマリさん。
独特の着眼点から斬新な世界観を描くヤマザキさんは、余白をみつけると描かずにはいられない“絵が大好き少女”として、ヴィオラ奏者の母のもとで育った。しかし、絵で食べていくことの厳しさを伝えたい母は「フランダースの犬」の本を差し出し「絵描きになると、こーなるらしいよ」と非情な死を遂げる主人公を例に反対したという。
転機になったのは、14歳の時に経験したヨーロッパひとり旅。ヨーロッパにいる母の友人に、プレゼントを届けることになったヤマザキさんは、最終目的として、あのルーブル美術館で“本物の絵”と対面することに! ところが片言の英語しか術がなく途方に暮れる14歳の少女・ヤマザキさんは、怪しい老人に目をつけられてしまったそうで……。波乱万丈な旅の全容をたっぷり話してもらった。
「記憶の中で今もきらめく1曲」は、紀行番組「兼高かおるの世界の旅」のテーマ曲でヴィクター・ヤングの「八十日間世界一周」。小学校の作文で将来なりたいものを兼高かおるさんと書いたほど好きだったというこの番組との思い出を語っていただいた。
高校を2年で中退し、イタリアへ美術留学したヤマザキさん。当時の極貧生活の思い出をはじめ、「G8もオフロでやればいい」というほど、お風呂を愛するヤマザキさんに日本と古代ローマの意外な共通点を熱く語っていただく!