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火論

横綱の引き際=玉木研二

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 この日曜日は大相撲初場所の中日(なかび)。天皇、皇后両陛下が平成最後の観戦をされた。結びの一番はモンゴル、ブルガリア出身力士。平成角界の移ろいを象徴する取組だった。

 横綱・稀勢の里の引退劇もまた象徴的な出来事だ。けがの悲運。それでも土俵に立とうとし続けた責任感。連日背や尻に砂をつけても屈しない。メディアは紙幅や時間を割き、刻々と状況を報じた。ファンならずとも自分の苦境にこれを重ねて心騒ぎ、涙した人は少なくないだろう。

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