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長野県松本市教育委員会は、信濃毎日新聞新社屋(松本市)建設に伴う発掘調査から出土した遺物が、江戸時代の通貨「寛永通宝」の未完成品や失敗品、鋳造用具などだったと発表した。江戸初期に松本城下で寛永通宝の鋳造が行われていたことは文献で分かっていたが、初めて出土品から裏付けられた。
寛永通宝は幕府が1636年に江戸と近江で鋳造を始め、翌年に松本や水戸など8カ所に広げた。当時から松本は交通の要所で、松本藩主の松平直政が徳川三代将軍家光のいとこだったため、鋳造…
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