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創作の原点

文筆家・石井光太さん 乱読300冊、世界違って見えた

=内藤絵美撮影

 生まれ育った家は、創作の最前線だった。父親は舞台美術家。俳優や演出家らがしばしば訪れる。「物心ついたころから、何かを創って生きていくものと思っていました」。本を読んだり映画を見たりすることは、お金がかかってもとがめられなかった。

 では、何を創るか。当初は映像に興味があった。中学生のころ、ビデオを回し映画を創った。さまざまな人が参加する。自分の意図通りに動いてくれるわけでもない。「作品を創るときに、120%自分の世界を描く」ことができそうな、文章に引かれた。また谷崎潤一郎の作品を読み、文章には映像を超え得る力、リアリティーがあり、人に実感を与えることに驚いた。「作家という道が、自分の中で大きくなっていきました」

 さらに高校生のころ、学習塾の経営者が開いている会に参加した。サロンのようで、優秀な生徒らが集ってい…

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