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児相、保護緊急度を「AA」から「B」に引き下げ
「糸満市から、父親による心愛さんへのどう喝や母親へのDVについては引き継ぎがなかった。どう喝の情報があればすぐに『要保護児童』にしていた」。野田市児童家庭課の担当者は言う。
糸満市からの引き継ぎとして残されている文書には、次女と母親の体調についてしか書かれていない。これだけでは、市の要保護児童対策地域協議会(要対協)のリストには載らないが、17年10月11日、市職員が自宅を訪ねると、母親が「見知らぬ土地での生活が不安だ」と話したため、心愛さんと次女を「要支援児童」としてリストに載せることが決まった。
要対協は、野田市、児相、千葉県警野田署、学校の関係者や、民生委員らがメンバーで、虐待の恐れがある児童の状況について情報共有し、それぞれのケースについて支援の仕方を協議している。野田市内だけでリストに載る児童は約170人に上る。
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