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100年カンパニーの知恵

ツムラ(東京都)/中 経営危機、信念貫く

 <since 1893>

良薬は人のお役に立ち必ず売れる

 1976(昭和51)年に医療用漢方製剤が薬価基準に収載されて以来、ツムラは売り上げを順調に伸ばした。漢方を原点にしながら最先端の技術を使った総合健康産業を目指し、88年に社名を「ツムラ」に変え、シンボルマークも一新した。

 90年代に入り、化粧品の製造販売や美術品の輸入販売など事業の多角化・国際化を進めたが、これにより業績が著しく悪化することになる。95年には第一製薬(当時)の常務取締役で、創業者の遠縁にあたる風間八左衛門氏を社長に迎え、負債の圧縮などの経営改善を進めた。

 加藤照和・現社長は当時、子会社、関連会社を清算する仕事に当たっていた。「漢方を守らなければならない…

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