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書の世界

第72回書道芸術院展 多彩な前衛表現

大石仙岳さん「真心」

 第72回書道芸術院展(11日まで、東京・上野の東京都美術館)は、前回展から作品サイズが変わり、中核書人が試行錯誤を続けている。

 辻元大雲さん「開かるること待つ扉……」は多字数の律動を生かそうとした詩文書作品。下谷洋子さん「春日野にもえ出る春の……」の美麗な紙と細線の調和するかな。小竹石雲さん「白梅の花に蕾に……」の漢字とかなの巧みな調和。後藤大峰さん「一人当千」のユニークな表情の篆刻(てんこく)作品。展覧会芸術としての創意工夫が、かなり前面に出てきたと言えそうだ。最高賞の春華賞には大石仙岳さんの「真心」が輝いた。前衛書の現状は、千葉蒼玄さん「飛天舞敦煌」=同<中>▽山口仙草さん「陽による」など多彩な表現から見て取れるだろう。

 理事長の辻元さんは地道な努力と鍛錬を呼び掛けている。技術の錬磨は、大切に違いない。一方で、現代書へ…

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