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SUNDAY LIBRARY

工藤 美代子・評『ジャポニスム 流行としての「日本」』宮崎克己・著

双方向的に影響し合った西洋と日本の文化の豊饒さ

◆『ジャポニスム 流行としての「日本」』宮崎克己・著(講談社現代新書/税別920円)

 以前は美術館の学芸員をしていたという著者は、何度か欧米のコレクターの私邸を訪ねたことがあった。セザンヌなどの有名画家の絵が、机の前やベッドサイドに掛けられている。「それらの絵は、その前にも展覧会で見たことのあるものだったが、美術館とは異なる場で、異なる輝きを放っているように見えた」と本書の「あとがき」に書いている。

 この一文に、思わずうなずいた。かつて、無機質なアメリカの美術館で池大雅(いけのたいが)の絵を見たこ…

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