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【ソウル渋江千春】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が27~28日のトランプ米大統領との2回目の米朝首脳会談に先立ち、開催地ベトナムに25日に入る見通しとなり、金委員長の側近、キム・チャンソン国務委員会部長も16日にハノイ入りした。金委員長が米朝会談前にベトナムの経済関連施設を視察し、経済発展に向けた意欲を内外にアピールしようとする可能性が指摘されている。
韓国の聯合ニュースは17日、キム部長が同日朝、宿所を出発後、ハノイ近郊のバクニン省にある工場地帯を訪問し、サムスン電子のスマートフォン工場周辺を車で周回したと伝えた。金委員長が工場地帯を視察する計画に備え、移動ルートを確認するためだったとみられるという。
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