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競馬

菜七子“伝説V”へ! JRA女性騎手初G1で決める(スポニチ)

土曜の小倉10Rで13着に敗れた藤田菜七子=スポニチ提供

 菜七子の菜七子による菜七子のための「第36回フェブラリーS」は17日、東京競馬場で運命のゲートイン。JRA女性騎手史上初のG1騎乗となる藤田菜七子(21)のコパノキッキングは、単勝550円で堂々の3番人気(前日最終オッズ)に支持された。

     小倉での最終騎乗を終えた菜七子は女子専用の騎手ルームで着替えることなく、足早に東京行きの便が待つ北九州空港へ向かった。

     「いよいよという感じ。後は(当日)返し馬で感触をつかむようにしたい。精神的にいつも通りというのは難しいが、私は私自身のレースをして結果を残すしかないと思っています」

     決戦前日。小倉で6鞍に騎乗し、8、9Rでは連続して掲示板(4着)を確保した。それでも、「ゲートをあまり早く出られなくて。もっと早めに出していきたかったけど…」。負けん気の強さは変わらない。

     熱い視線が注がれる歴史的一戦。馬名と「がんばれ!」の文字が馬券に印字される応援馬券(単勝式・複勝式の馬券をセットで同額購入できる)を購入するファンが多く見受けられ、コパノキッキングは単勝5・5倍でインティ、ゴールドドリームに次ぐ3番人気。さらに東京競馬場では16日の全レース終了時点で、早くも100人超の徹夜組が正門前に列をつくった。先頭は9日から徹夜を続ける佐々木信一さん(46、東京都八王子市)で、当日パドックに掲げる「勝利に向かって!駆け抜けろ!藤田菜七子」の横断幕を披露した。

     また、キッキングの馬主であるDr.コパこと小林祥晃氏はこの日早朝から長野県・諏訪大社を訪れて必勝祈願。同社は武田信玄が戦勝を祈願した場所でもあり、信玄の名言が「為(な)せば成る」だ。さらに、愛馬が7枠に入ったことで、SNS上で競馬場にオレンジ色を身につけて来場するようにファンに呼び掛け。自身の事務所の女性所員も全員がオレンジ色の着物で応援に駆けつける。

     14日の会見で「1着でゴールを駆け抜けるような勝つイメージはしている」と語った菜七子。「為せば成る」--。そのイメージを体現できた時、日本競馬界の歴史が動く。(スポニチ)

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