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ベルリン映画祭便り2019

金熊賞「シノニムズ」に「意外だ」の声 あえて下馬評と違う作品に? 女性テーマ避けた?(10日目)

「シノニムズ」のナダブ・ラピド監督(左)はイスラエル生まれで、現在はフランス在住。隣は主演のトム・メルシエさん=ベルリンで2019年2月16日、小林祥晃撮影

 とうとうこの日がやってきました。ベルリン映画祭10日目の16日、中核部門であるコンペティション部門を含め、多くの部門で授賞式や入賞作品の発表が行われました。最高賞の「金熊賞」は、フランス、イスラエル、ドイツ合作の「シノニムズ」に決まりました。当欄の7日目で紹介した作品です。イスラエルの若者がフランスでさまざまな困難に直面する姿を描き、イスラエルとヨーロッパの関係なども考えさせられる社会派の作品ですが、取材していた各国の記者たちの間では「金熊賞とは意外だ」といった反応が見られました。

 実は私も、金熊賞は別の作品ではないかと思っていました。それは当欄4日目で紹介した、マケドニアが舞台…

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