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SUNDAY LIBRARY

著者インタビュー 中江有里『残りものには、過去がある』

読むことと書くことを通して本と人の橋渡しをしていきたい

◆『残りものには、過去がある』中江有里・著(新潮社/税別1500円)

 さまざまな人が集まった披露宴。訳ありな様子の新婦の従姉妹(いとこ)。誰も招待していない(?)ご祝儀泥棒。そして、その場にはいなくとも、「今日はあの人の結婚式……」と思いを馳(は)せる人が、同じ空の下のどこかにいる。そんな披露宴を巡るドラマを、式次第の進行に重ねて綴(つづ)ったのが本書だ。

「連作短編を、という話が出たときにまず思い浮かんだのが披露宴でした。友人の披露宴に出席するたび、神社…

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