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競馬

菜七子、今週から新減量制度スタート!V量産態勢の17鞍騎乗(スポニチ)

藤田菜七子=スポニチ提供

 3月2、3日のJRA出走馬が28日、確定した。3月から導入される女性騎手の減量新制度に伴い、唯一の適用騎手で、これまで1キロだった減量恩恵がデビュー時の3キロ減に変更となる藤田菜七子(21)には2日8鞍、3日9鞍の一節計17鞍の騎乗依頼が舞い込んだ。一節17鞍は今年自身最多で、今節に限れば騎手リーディングトップタイの武豊(49)をも上回った。

 女性騎手の減量新制度導入に伴い、予想通り、菜七子に騎乗依頼が殺到した。その数、今年に入って自身最多となる一節17鞍。今年26勝で、全国騎手リーディングのトップタイを走る武豊の騎乗馬が計14頭だけに、菜七子への期待の大きさは推して計るべしだ。

 「私は決められたルールの中で乗るだけ。その中でしっかりと結果を残していきたい」。新制度についてはそう話してきた菜七子。この日は調教騎乗の予定がなかったため、滞在先の小倉競馬場に姿を現さなかったが、騎乗機会の拡大は当然、勝ち鞍を増やすチャンスとなる。

 通算56勝(JRA50勝、地方交流競走6勝)の菜七子は先週まで☆(負担重量1キロ減)で騎乗していたが、あす2日からの新制度により▲(同3キロ減)で騎乗できる。2月17日のフェブラリーSでコパノキッキングに騎乗(5着)。JRA女性騎手史上初のG1騎乗ジョッキーとなった菜七子が、数々の経験を積んだ上で3年前のデビュー時と同様の▲で乗れるのは、馬主、厩舎サイドとしても大きな魅力だ。

 もちろん、減量の有利さだけではない。“乗れる騎手”としての評価があるからだ。例えば、騎乗姿勢。デビュー時から徐々に変貌を遂げ、現在は下半身がほぼ動かない上に前傾姿勢が極めて低くなった。当然、馬への負担も空気抵抗も少なくなる。

 だからこそ、馬主、厩舎サイドは、菜七子に馬の新味を引き出してもらおうと騎乗依頼。今回の17鞍中、テン乗りの馬が9頭もいるのがその証拠で、ここまでJRA通算50勝中21勝を挙げている“テン乗り巧者”に託す。菜七子自身も「調教にも乗らなかった馬については、普段乗っているジョッキーや厩務員さんにできるだけ話を聞くように心掛けています。あとは当日の返し馬で“こんな馬なんだな”と感触をつかむようにしている」と話す。

 G1騎乗で大旋風を巻き起こした2月に続き、3月も菜七子が新たな歴史をつくってくれそうな予感は十分だ。

 ◆菜七子の騎乗数 藤田菜七子の土日開催での騎乗数は18年9月1、2日新潟開催での18鞍(当時△)が自身の最多記録。17鞍騎乗はこれまで2回あり、18年2月24、25日の小倉開催(当時▲)、18年10月20、21日(当時△)に並ぶ。1日での最多騎乗数は18年10月28日の新潟開催(当時△)で記録している10鞍。(スポニチ)

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