次世代加速器断念せず 文科省の結論先送りに研究者組織

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 世界の研究者らが北上山地(岩手、宮城県)への誘致を求めている次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」について、文部科学省は7日の関係国際会議で、誘致の判断を先送りした。この日までの意思表明を求めていた研究者組織は計画を断念せず、日本の検討を見守る考えを示した。

 研究者組織は、来年5月にまとめる欧州の5カ年大型プロジェクト計画にILCを盛り込むため、誘致に同意するよう日本政府に求めてきた。約8000億円もの費用がかかるため、日本側にとっては、欧州のプロジェクトに乗せて…

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