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「あおり運転」前年比7.5倍 兵庫、全国ワーストに

兵庫県警本部=神戸市中央区で、黒詰拓也撮影

 前方の車との距離を極端に詰める「あおり運転」をしたなどとして、道交法違反(車間距離不保持)の疑いで2018年に摘発されたケースが兵庫県内で1782件あり、前年の約7.5倍に激増したことが、県警の集計で明らかになった。車間距離不保持の摘発件数は全国ワーストだった。県内は高速道路網が発達していることも背景にあるとみられる。「あおり運転」が社会問題化しており、県警は取り締まりを強化し、危険性を訴えている。【黒川優】

 県警交通指導課によると、車間距離不保持による県内の摘発件数は、14年251件▽15年151件▽16年171件▽17年235件▽18年1782件――と推移。17年6月に神奈川県大井町の東名高速で、あおり運転により停車させられたワゴン車がトラックに追突され、夫婦が死亡した事故を受け、社会問題化した。全国の警察が取り締まりを強化している。

 県内では昨年12月、山陽自動車道で50代女性が運転する乗用車が約1.4キロにわたってあおられ、停止させられる事件があった。県警は後続の乗用車を運転していた男(28)を暴行などの容疑で逮捕した。

 県警によると、県内の高速道路・自動車専用道路の総距離は691キロで、北海道に次いで全国2位の長さ。西日本各地と近畿を結ぶ物流の要所で、先を急ぐ長距離トラックも多い。摘発件数もトラックの交通量が多い午前10時ごろがピークという。

 主に高速隊員らがパトロールし、違反を取り締まっている。交通指導課は「あおり運転は命に関わる危険な行為だ。もし後続車にあおられたら、最寄りのパーキングエリアなどに避難し、すぐに110番通報をしてほしい」と呼びかけている。

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