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【北京・赤間清広】中国で対米通商交渉を担当する劉鶴副首相は12日、米国のライトハイザー通商代表部(USTR)代表やムニューシン財務長官と電話協議を行った。中国の構造問題を巡る協議の進め方などで意見交換したとみられる。中国国営新華社通信は「具体的な協議を行い、次の作業スケジュールを決定した」と報じたものの、具体的な日程には触れなかった。
米中は当初、中国の全国人民代表大会(全人代=国会)閉会後の3月末にも、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席による首脳会談を開き、交渉の最終妥結を目指す方向だった。しかし、トランプ氏は8日、「米国に不利な内容であれば合意しない」と中国側をけん制。トランプ政権幹部も首脳会談が4月以降にずれ込む可能性があるとの見方を示すなど、調整は難航している模様だ。
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