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号外強制不妊救済法が成立
アートの扉

曽我蕭白 「雪山童子図」 権威みつめる冷めた目

東京都美術館

 1970年、その後の日本美術研究に強力な影響を与える一冊の本が刊行された。美術史家、辻惟雄(のぶお)氏(86)の「奇想の系譜」。傍流とされてきた奇抜な発想の画家に光を当て、今に至る「江戸絵画ブーム」に最初の火を付けた。

 本展は同書が取り上げた伊藤若冲(じゃくちゅう)、岩佐又兵衛、長沢芦雪(ろせつ)ら6人に近年再評価が高まる白隠慧鶴(はくいんえかく)と鈴木其一(きいつ)を加え、代表作を紹介する。辻氏に師事した山下裕二明治学院大教授が監修し海外からの里帰りや新出作品も含む展観はまさに“奇想オールスター祭り”。華麗な動植物画でブームを先導した若冲、大胆な遊び心が際立つ芦雪、野卑と優美を行き来する又兵衛……。それぞれ強烈な個性を放つ中、「アクの強さナンバーワン」と呼びたくなるのが曽我蕭白だ。

 「雪山童子図(せっせんどうじず)」は30代半ばで伊勢方面を旅した折に描いたとされる。釈迦(しゃか)…

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