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今どきの歴史

岡谷公二氏著『沖縄の聖地 御嶽』 「古神道の面影」説、否定

原生樹の印象が強烈な御嶽。社殿やほこらはない=沖縄県宮古島市で、伊藤和史撮影

 御嶽(うたき)とは、本土の神社に当たる沖縄の聖地である。どちらも原生の森やご神木のような樹木を大切にする。ただ、両者には決定的な違いがある。御嶽には本来、社殿がなく、祭りも女性の手で行われることだ。この特色は琉球王国最高の聖地、世界遺産の斎場(せーふぁー)御嶽(南城市)であっても変わらない。奇岩がつくる神秘の光景に圧倒されるような聖地なのだが、建物は存在しないのである。

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