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菊池、二重に特別な日 デビュー戦とイチロー最後の日重なる

【アスレチックス-マリナーズ】力投するマリナーズの先発・菊池雄星=東京ドームで2019年3月21日、宮武祐希撮影

大リーグ公式戦 ○マリナーズ5-4アスレチックス●=延長12回(21日、東京ドーム)

 マウンドに立つだけで拍手と歓声に包まれる異様な雰囲気。だがあこがれの「大リーガー」となったマリナーズ・菊池雄星は動じない。一回、先頭打者は緩急を使い投ゴロ。初戦で本塁打を放ったチャプマンには、直球主体で攻めて、内角低めのスライダーで空振り三振を奪った。次打者も右飛に抑えて、最高のスタートを切った。

     その後も「メジャー流」の投球術でアウトを重ねた。左右の際どいコースを狙い過ぎず、高低に強い球を投げ分ける。渡米後すぐに、首脳陣から伝えられたという助言を生かした。五回途中4安打2失点で降板し、勝ち負けはつかなかったが、上々のデビュー戦にベンチでほほを緩めた。

     しかし、八回裏には表情が一変する。一線を退くことを表明したイチローが仲間一人一人と抱き合いながら、ベンチに下がったからだ。菊池の目にも光るものがあった。

     菊池にとって、イチローは「特別な存在」。イチローが日本でプレーした最後の年、地元・岩手でのオリックス戦を観戦して、そのオーラに圧倒された。「一緒にプレーできれば、一生の財産になる」と菊池。二重の意味で忘れられない一日となったメジャーデビュー戦。この経験を胸に、日本屈指の左腕はもっと強く、たくましくなる。【角田直哉】

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