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人生は夕方から楽しくなる

政治ジャーナリスト・田勢康弘さん 人の心に響いてこそ 歌謡曲復興に尽力

「本当に心を伝える歌を盛り上げていきたい」(左は清水博正さん)=茨城県つくばみらい市で、玉城達郎撮影

 港町の悲恋をつづった「小樽絶唱」をのびやかに歌い上げる。この歌は「NHKのど自慢」出身の全盲の演歌歌手、清水博正さんのシングル曲。どこかで撮影させてほしいと頼んだら、「私一人じゃ、絵にならないでしょ」と、わざわざ親交のある本人を呼び、一緒にステージに立ってくれた。

 全身から絞り出すような独特の、うら悲しい歌声で会場を魅了する清水さんを横に、客席にこう語りかけた。「彼の歌、涙が出ますよね。本当に魂を揺さぶるようなこんな歌が少なくなってきている。そう思って今、『歌謡曲ルネサンス』という運動をしているんです」

 テレビの冠番組まで持っていた著名な政治記者が余生をささげているのは、歌謡曲を復興させようという戦い…

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