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「ゴラン高原はイスラエルの主権」 トランプ氏がツイート

トランプ米大統領=AP

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は21日、自らのツイッターで、イスラエルが占領するゴラン高原について「(占領から)52年が経過し、米国がイスラエルの主権を全面的に認める時だ」と表明した。25~26日にイスラエルのネタニヤフ首相との会談が予定されており、その際に正式に表明するものとみられる。トランプ氏による一方的な方針表明により、中東和平協議が後退するとの指摘が出ており、国際社会でトランプ政権への反発が強まるのは必至だ。

 ネタニヤフ氏は今月、米上院議員の一行をゴラン高原に案内し、「敵対するイランがシリア国内で影響力を高めている」などと説明。ゴラン高原の戦略上の重要性を訴え、主権承認の働きかけを強めていた。

 トランプ氏もこうしたイスラエルの主張に応じる形でツイッターに「イスラエルと地域の安定にとって、戦略的要衝で安全保障上の重要性を持っている」と書き込んだ。

 米政府は13日公表した年次人権報告書でゴラン高原の表現を、昨年までの「イスラエル占領下」から「支配下」に変更しており、イスラエルへの配慮だとみられていた。トランプ政権は2017年12月には、それまでの米政権の方針を転換し、イスラエルの首都をエルサレムと認定。在イスラエル米大使館をテルアビブからエルサレムに移転するなどイスラエル寄りの姿勢が目立っている。

 ゴラン高原はシリア南西部に位置する。1967年の第3次中東戦争以来、イスラエルが占領を続け、81年に一方的に併合を宣言した。国連安全保障理事会はイスラエルに併合撤回と軍撤退を求める決議を採択している。

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