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読書日記

今週の筆者は劇作家・演出家、平田オリザさん 戦争を後押しした軍事小説

=東京都目黒区で、佐々木順一撮影

 *3月12日~4月8日

 ■黒船の世紀(猪瀬直樹著・2017年)角川ソフィア文庫・1382円

 日露戦争後、日本では米国を仮想敵とした未来戦記が数多く発表された。それはやがて現実になっていく。その背景を丹念な取材を基に分析した作品。

 昨年書いた「日本文学盛衰史」(高橋源一郎原作)という戯曲が、光文文化財団主催の鶴屋南北戯曲賞を受賞した。

 この戯曲には、近代日本文学の黎明(れいめい)期から大正、昭和までのその変遷が描かれている。国民国家…

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