熊本地震3年「故郷に元気を」 若きスラッガー村上が決勝弾

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 ○ヤクルト11―6巨人●(14日・東京ドーム)

 273人が犠牲になった熊本地震の発生から3年となった14日。熊本・九州学院高出身の2年目、ヤクルト・村上が今季第3号となる決勝ソロを放った。試合後、村上は「少しでも元気を与えられたら」と故郷に思いを寄せた。

 同点の五回に先頭で打席に入った。それまでの2打席は凡退。開き直っていた村上は巨人・宮国が投じた高めの直球をフルスイング。白球を中堅右のスタンドに放り込んだ。

 2017年ドラフトで1位指名を受け入団した。高校時代は捕手だったが、プロ入り後に内野手に転向。一塁の守備はおぼつかない場面もあるが、首脳陣は長打力にかけ、起用している。村上も「出場させてもらっている立場。早く中心選手としてチームを引っ張れる存在になりたい」と決意している。

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