「絶滅危機100万種」人間活動にも深刻な影響 農作物生産低下の恐れ
毎日新聞
2019/5/7 19:55(最終更新 5/7 19:56)
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世界中の科学者が参加する組織「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム」(IPBES)は6日、約100万種の動植物が絶滅危機に直面し、その多くは今後数十年で絶滅する可能性があるとの報告書を公表した。生物や自然の恵みが人間の手で危機的な状況に陥っていると指摘した。食料や燃料、薬など、人間は自然の恵みに依存しており、IPBESは「健康的で安定した暮らしが脅かされている」と警告する。【大場あい、鈴木理之】
生物多様性や自然の恵みなどを科学的に評価するIPBESは今回初めて、地球規模の現状や将来予測に関する報告書をまとめ、パリで4月29日から開催された総会で承認を受けた。
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