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「百舌鳥・古市古墳群」悲願の世界遺産登録へ イコモスが勧告 大阪で初

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 古墳こふんが集まる大阪府の「百舌鳥もず古市ふるいち古墳群」が夏にも国連教育科学文化機関ユネスコの世界文化遺産になりそうだ。事前審査しんさをする国際記念物遺跡いせき会議イコモスが世界遺産への登録がふさわしいと勧告かんこくしたことが14日、明らかになった。

 勧告により、「百舌鳥・古市古墳群」は今年6月末からアゼルバイジャンで開かれるユネスコ世界遺産委員会で世界文化遺産に登録される見通しとなった。

 「百舌鳥・古市古墳群」は、古墳時代の最盛期(4世紀後半~5世紀後半)に、当時の政治や文化の中心地の一つで、大陸への航路の発着地だった大阪湾(わん)に接する平野の上に造られた。百舌鳥エリア(堺(さかい)市)に「大山(だいせん)古墳(仁徳(にんとく)天皇(てんのう)陵(りょう))」などの23基、古市エリア(羽曳野(はびきの)市、藤井寺(ふじいでら)市)に「応神(おうじん)天皇陵」など26基が分布する…

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