11年前に初めて腸閉塞(へいそく)で入院して以来、今年1月まで同じ病状を10回も繰り返し、2月1日に腸の手術を受けた。元日に入院し、担当した主治医に「手術以外に楽になることはない」と言われたが、その言葉通り生まれ変わったように楽になった。
「もう何を食べてもいいですよ」と言われた時は半信半疑だったが、入院中に肉を食べても何の障害も起こらず、やっと本物の健康の喜びを味わった。
先日はレストランで十数年ぶりにステーキをいただいた。初めは心配もあったが、そのおいしさは格別で「生きている」という実感が湧いてきた。
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