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サッカーJ1・ヴィッセル神戸は今季、ワールドカップ(W杯)優勝経験のある大物外国人選手3人を擁し、開幕前に大きな期待を集めた。だが、クラブワーストの7連敗を喫するなど、4勝2分け8敗(勝ち点14)の13位に低迷。親会社・楽天が主導する独特のクラブ運営の影響が出ている。
J1神戸の吉田孝行監督(42)と元スペイン代表のMFアンドレス・イニエスタ(35)に挟まれ、楽天の三木谷浩史会長兼社長(54)は肩を組みながら応援歌の「神戸讃歌」に合わせて体を揺らした。神戸は先月26日の湘南ベルマーレ戦(ノエビアスタジアム神戸)に4-1で勝ち、クラブワースト連敗記録(延長Vゴール廃止の2003年以降)を7でストップ。三木谷会長もピッチに出て選手やサポーターらと喜びを分かち合い、「気持ちが出ていてよかった」と選手たちをねぎらった。
今季開幕前、神戸の評価は高かった。一昨年加入の元ドイツ代表のFWルーカス・ポドルスキ(34)、昨夏獲得したイニエスタに続き、今季は元スペイン代表のFWダビド・ビジャ(37)が加わった。クラブの目指す「アジアナンバーワン」に向け、W杯優勝経験のある3人を擁する豪華チームが誕生した。
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