国民投票法改正案

自公、今国会成立断念 与野党折り合わず

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 自民党の森山裕国対委員長は19日、国民投票法改正案の今国会での成立を事実上断念する考えを示した。東京都内であった自民、公明両党の幹事長・国対委員長会談後、記者団に「成立させるとすれば、会期との関係がある」と述べた。政府・与党は26日が会期末の通常国会を延長しない方針。会期が残り1週間となる中、改正案の成立は困難と判断した。

 改正案を審議する衆院憲法審査会は、審議方法を巡って与野党が折り合わず、5月16日に幹事選任のため約1分間だけ開いたのが最後。参院憲法審は今国会では一度も開かれていない。森山氏は「なかなか憲法審での議論が進まず、極めて残念だ」と語り、改正案の取り扱いに関し「来週よく考えなきゃならない。(会期延長の可否は)最終日かその前日に判断する」と述べた。

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