米が中国スパコン5企業・団体に禁輸 争い激化、G20影響も

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トランプ米大統領=米ワシントン・ホワイトハウスで2019年5月3日、AP
トランプ米大統領=米ワシントン・ホワイトハウスで2019年5月3日、AP

 米商務省は21日、スーパーコンピューター開発を手掛ける中国の5企業・団体を、米国の安全保障上のリスクがある「輸出規制リスト」に追加すると発表した。24日に官報に公示し、対象企業・団体に対する半導体などの米製部品の輸出を事実上禁止する。米政府は5月に中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)にも同じ禁輸措置を発動しており、米中のハイテク覇権争いが一段と激化した。

 禁輸措置の対象は、スパコン大手の曙光信息産業と関連会社3社、中国人民解放軍系の研究所。輸出規制リストに加わると、対象企業・団体に米製品を輸出するには米政府の許可が必要になるが、申請は原則却下される。

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