ASEAN

プラごみ意識向上へ バンコク宣言採択

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竹ざおにせき止められたごみを回収する人たち=バンコクのラプラオ運河で2019年6月14日朝
竹ざおにせき止められたごみを回収する人たち=バンコクのラプラオ運河で2019年6月14日朝

 東南アジアでプラスチックごみの問題が深刻になっている。東南アジア諸国連合(ASEAN)は22日にバンコクで始めた首脳会議で、海洋に流出するプラごみの対策指針「バンコク宣言」などを採択した。宣言は、意識の向上や技術移転などの重要性を指摘し、ASEANが一体となって対策に取り組む決意を示した。同時に採択した「行動枠組み」では、教育や民間との協議など、四つの重点項目が示された。

 首脳会議の開催地となったバンコクでも、プラごみの問題は深刻だ。雨期に入り、プラスチック類を含む大量のごみが下水路や運河にたまり、排水を妨げ主要道路が冠水する原因の一つとされる。

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