簡単な方法ありました!
◆みなさんはどのタイプですか。
(1)嫌なことはさっさと終わらせる
(2)嫌なことは後回しにする
(3)嫌なことはやらない
小学生のころの私にとって、週末に学校から持ち帰った上履きを洗うのが、まさに後回しにしたい嫌なことでした。なぜなら、洗っても大してきれいにならないからです。なのに、洗わないと親がうるさいからです。
後回し、後回しにしているうちに日曜の朝。雨でも降ろうものなら、月曜からの学校には間に合いません。母の雷も落ちます。思い出しただけでも、ああ、うんざりです。
でも、大人になって気づきました。物事は、もっと楽な方法でやってもいいのだ、と。それでいて、もっと達成感があったら、それほど嫌ではなくなります。そんな耳よりな上履きの洗い方を探してきました。【望月麻紀】
☆鉄則 最初から洗剤液に
教えてくれたのは、ライオンお洗濯マイスターの大貫和泉さんです。
(1)軽くたたいてほこりを落とします
(2)洗剤液(水2リットルに濃縮タイプの液体洗剤小さじ3分の1を溶かしたもの)につけてブラシでこすります。布地がメッシュの上履きはスボンジを使います
上履きを水でぬらすことなく、まず洗剤液につけよう
(3)ゴムの部分はメラミンスポンジでこすります
(4)ブラシなどでこすりながら、きれいな水でしっかりすすぎます
(5)乾いた布で水分を取ります
(6)形を整え、曲げた針金ハンガーにかけて干します
最初に水をかけないって、知ってましたか? 水をかけると繊維の中に泥汚れが入り込んでしまうそうです。洗剤が汚れを包み、浮かしてくれるので、最初から洗剤液につけるのが正解。
もっと楽に、もっときれいにしたいときは「洗剤液に30分から2時間つけておきます」と大貫さん。ものは試しに、チャレンジしてみよう。
※「らくらく」は随時掲載です。みなさんが面倒に思うことの楽なやり方を探して紹介します。