- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
230人が犠牲になった北海道南西沖地震から12日で26年。最大の被災地、北海道・奥尻島出身のトラック運転手、浅利勇二さん(46)は東日本大震災後、福島県いわき市の復旧工事現場で働き、今春から、東京電力福島第1原発事故の除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設に携わっている。古里での被災体験が、福島に関わり続ける原動力だ。
1993年7月12日の夜、島東部のフェリーターミナルで強い揺れを感じた直後、目の前のホテルが大規模な土砂崩れにのみ込まれた。がれきの下から助けを求める声を頼りに、数人を救助した。
この記事は有料記事です。
残り734文字(全文985文字)