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毎夏のように続く記録的な猛暑への対策を重視した衣類が増えている。スポーツウエアや作業服のメーカーは、ノウハウを生かし、相次いで一般向け商品を投入。2020年東京五輪・パラリンピックの観戦で着用される期待もあり、各メーカーの熱い戦いが続く。
夏の暑さ対策は屋外で働く人たちにとっても常に課題で、作業服にはさまざまな工夫を凝らしたものが作られてきた。作業服販売の「ワークマン」(群馬県)の商品は、機能性と価格の安さで普段着としても人気がある。これを受け、同社は今年から一般向けの商品の販売を強化している。
建築現場などでは、上着の腰部分2カ所に小型のファンを取り付け、服の中に風を送り込む「ファン付き服」が普及している。汗を乾かし、体を冷やす効果があるという。同社は今夏、この機能を一般向け商品に応用し、「ウィンドコア」と名付けたフード付きの長袖ジャケット(税込み1万5900円)=写真<1>=とベスト(同1万4900円)の2種を発売した。
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