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ポケモンGOの衝撃 日本配信から3年

位置情報を利用したスマホゲーム「ポケモンGO」の日本配信から7月22日で3年。日本中に大ブームを巻き起こしたこのゲームによって新しい人間関係が生まれたり、大きな経済効果が生まれたりする一方で、「ながらスマホ」による死亡事故など深刻な問題も引き起こした。従来のゲームのイメージを塗り替え、社会に衝撃を与えた「歩くエンターテインメント」の今と未来を見つめる。 (トップ写真©2016–2019 Niantic, Inc. ©2016–2019 Pokémon. ©1995–2019 Nintendo /Creatures Inc. / GAME FREAK inc.)

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ポケモンGOの衝撃 日本配信から3年

第4回 「ながらスマホ」の悲劇 繰り返すな

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「ながらスマホ」の危険性を呼びかける看板が設置された事故現場近くの電柱=愛知県一宮市で2019年6月19日、山口朋辰撮影
「ながらスマホ」の危険性を呼びかける看板が設置された事故現場近くの電柱=愛知県一宮市で2019年6月19日、山口朋辰撮影

 運転中にスマートフォンに気を取られ、事故を起こすドライバーが後を絶たない。いわゆる「ながらスマホ」だ。警察庁によると昨年、加害者がスマホやカーナビを見ていたことが原因の交通事故は全国で2790件。2013年に比べると約1.4倍に増えた。移動することでプレーが展開する位置情報ゲームには、ながらスマホを誘発する負の側面もある。ポケモンGO(ポケGO)によるながら運転が原因で次男を亡くした父親は、ながらスマホの撲滅を訴え続けている。【山口朋辰/統合デジタル取材センター】

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