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[モジョケルト(インドネシア) 26日 ロイター] - インドネシアの東ジャワ州で、警官の太り過ぎが問題になっており、エアロビクス、水泳、ジョギングを組み合わせた集中プログラムに50人が参加した。栄養士や医療専門家らの指導も受けているという。
警官らはトレーニングで、大音量に合わせて拳を突き上げ、ウエストをひねったりして汗を流した。警官の理想体重(キログラム)は、身長(センチメートル)から110を引いたものとされているという。
インドネシアでは近年肥満が急増しており、2018年に30万世帯を対象に実施された健康調査では、成人のおよそ5人に1人が肥満であると判定された。座っている時間が長いことや、油分や糖分の多い食事が原因とみられている。
トレーニングに参加した警官のイワン・スタントさんは「体重が重すぎると、仕事中の機敏さが低下するし、病気になることもある」と話した。3.5キロ減量し、健康になったと感じているという。
警察のマンゲラ報道官は、このプログラムが同州全域に拡大される可能性が高いと予想。「警官の体形は、市民に奉仕するのに適しているかどうかを決定する」と述べた。