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万が一山で遭難し、ヘリコプターによる救助が必要になった際に、登山者の居場所をピンポイントで伝える機器を福岡のベンチャー企業が開発した。登山者が携帯する小型発信器の電波を、ヘリに搭載した受信機がキャッチして迅速な救助を可能にする。機器を活用した有料の会員制サービス、その名も「ココヘリ」のサービス開始から3年余りで33都道県の防災ヘリに導入され、会員も約2万5000人に達した。
今年3月、福岡・佐賀県境の脊振山地を1人で登山中の50代の男性から「道に迷った」と119番があった。男性はその際「ココヘリの会員になっている」と説明。福岡市消防局のヘリコプターにはココヘリの受信機が搭載されており、通報から約30分で男性を発見、無事救助した。
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