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8月末、大学時代の友人と佐渡旅行をした。相川地区まで車を走らせて史跡・佐渡金山を見たり、とれたての海の幸を食べたりと満喫した。
気になったのは、金山の坑道の一つで地元法人が管理する「宗太夫坑」の見学施設。かつて実際に採掘が行われていた穴に人形が置かれ、当時の様子を学べる……という「定番スポット」だが、解説が分かりにくかったのだ。
坑道の岩壁に書かれた解説文は「だ・である」調の文がびっしりと書かれ、色あせた写真や絵が詰め込まれている。読むと確かに、鉱山の歴史や当時の人々の暮らしが詳しく書かれていて理解が進む。しかし見学者たちは数秒間解説に目をやっただけで次々と通過。初めて佐渡に来た友人は「難しくて頭に入ってこない」と話していた。
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