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ラグビーW杯2大会で日本代表の主将を務めた箕内拓郎さんのコラム「No Pain No Gain」では、日本代表やW杯を中心とした話題を届けます。
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日本代表の本来の実力からすれば、ロシア戦の出来は40~50%ほど。それでも、初戦のプレッシャーで思うようなラグビーができない中でもきっちりと勝ち、しかも(4トライ以上獲得による)ボーナス点1を獲得できたことは大きかった。結果としては100点。選手たちは「これでやっとワールドカップ(W杯)に入っていける」という心境になったはずだ。
自国開催の開幕戦。多くの期待と注目が集まり、普段通りの精神状態で試合に臨むことが一番難しい。いきなりキックオフのボールをキャッチミスし、先制トライを許した場面も浮足だってキックの処理をミスしたところを突かれた形だ。
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