赤磐市議会 市決算、不認定を議決 臨時職員の賃金問題で /岡山

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赤磐市議会本会議で謝罪する友実武則市長=赤磐市下市で、林田奈々撮影
赤磐市議会本会議で謝罪する友実武則市長=赤磐市下市で、林田奈々撮影

 赤磐市議会は27日、市教委の臨時職員の賃金に関する情報公開資料が書き換えられ、不適切な予算執行の疑いがあるとして、臨時職員の賃金を含む2018年度一般会計決算を認めない議決をした。同市の決算が市議会本会議で不認定とされたのは初めて。議決には法的拘束力はなく、予算の執行に影響しない。

 今年3月、市議から市教委の複数の臨時職員の賃金について情報公開請求された際、任用通知書などに時給で示されていたものを月額に書き換えるなどしていたことが、後日判明した。

 市教委の臨時職員を巡っては、1人の男性職員を給食配送車の予備運転手として採用したが、一度も勤務していないにも関わらず、昨年5月から約9カ月間分の賃金計76万円を支払っていたことも判明。男性はすでに全額返還している。

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