よみがえる戦後オキナワ 記録写真1万3000点デジタル化 読谷村ネットで公開 情報提供も呼び掛け
毎日新聞
2019/10/7 西部夕刊
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米国統治下での祖国復帰運動など沖縄の戦後史を記録した写真1万3145点を、沖縄県読谷(よみたん)村がデジタルアーカイブ化し、8月からインターネットで公開している。琉球政府の初代公選主席で、本土復帰後に知事を務めた村出身の屋良朝苗(やらちょうびょう)氏ら沖縄の戦後を代表する政治家の姿や、米軍による事件や事故に抗議するデモの様子など、貴重な「オキナワ」が記録されている。【佐野格】
写真は2013年に沖縄県教職員組合が読谷村に寄贈した資料の一部。村教委が書類を先にデータベース化していたが、ネガフィルムなど写真類は手つかずとなっていた。埋もれたままの資料をよみがえらせようと動いたのが、沖縄の戦後政治史を研究している九州大大学院生の村岡敬明さん(32)。17年、村の資料室で無造作に置かれていた資料を発見し、「沖縄を研究する一人としてきちんと後世に残さなければ」とデジタルアーカイ…
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